よくある質問

公式戦でのシャトルの番号を決める基準は?

先日の大阪インターナショナルチャレンジの試合前に、大会役員の方が選手を引き連れ、新しいシャトルをコートの4隅から飛距離を確かめるかのように選手が打っていました。

その時は気にも留めなかったのですが、後から聞けばそれは大会前に普通に行われる光景で、シャトルの番号を決定するための試し打ちとのことでした。(推測ですが…)

県の大会や実業団の大会では当たり前の光景らしいですが、市民大会レベルしか出たことがないので、知りませんでした。
そこで、シャトルの番号を決める際の判断基準があれば教えて下さい。

コートのどこからどこまでの距離?シャトルを打つ際の弾道など。(大阪INCでは結構低い弾道で打っていたような…)

以上ヨロシクお願いします。

兵庫県:男性S.O様

答え

よくそんなところに気がつかれましたね。私は審判員をしている関係でたまに目にしますが。

それはシャトルの飛び具合をテストしている光景ですね。試合当日の体育館の気温によってシャトルの飛び方が変わります。
ですので、試合用のシャトルの番号を何番にするのかを決めるために試打をしているのです。

シャトルの試打についてはちゃんと協議規則で定められています。

第3条 シャトルの試打

第1項
シャトルを試打するには、プレーヤーはバックバウンダリーライン上に打点が来るようにして、全力のアンダーハンドストロークで打つ。シャトルは上向きの角度でしかもサイドラインと平行になる方向で打ち上げられるものとする。

第2項

正しいスピードのシャトルとは、図B(下記URL)のとおりバックバウンダリーラインの手前530mmから990mmまでの範囲内に落ちたものをいう。
http://badminton-rule.com/3clause.html

バドミントンのコートにへんてこなマークがうってあるのを見たことはありませんか?
いえいえ、これは決してラインの書き間違いでも汚れでも「おまけ」でもありません(笑)
れっきとした競技規則上で決めたれたマークなんです。

オプショナルテスティングマーク

といいます。

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