大会運営規程

第4章 競技者及び試合

第17条
競技者とは、大会に参加するチーム役員(部長、監督、コーチ、マネージャーなど)及びプレーヤーをいう。
大会に参加する競技者は、本会の定めた期日までに会員登録を完了しなければならない。ただし、国民体育大会、日本スポーツマスターズバドミントン競技、全国スポーツ・レクリエーション祭バドミントン競技は除く。本会に登録していない外国人及び外国のバドミントン協会(連盟)に登録している日本人の参加を認める場合には、当該国のバドミントン協会(連盟)の会員であることを確認しなければならない。
日本国以外の国籍を有する会員登録者の本会主催第1種大会参加資格は、次の通りとする。
⑴ 全日本総合バドミントン選手権大会、全日本社会人バドミントン選手権大会及び全日本ジュニアバドミントン選手権大会は、日本国で出生し引き続き国内に居住している者
⑵ 本会が他の団体と共催する大会については、当該大会を共催する団体が定める。ただし、日本リーグは、バドミントン日本リーグ運営委員会が定める。
⑶ 前2項を除く大会は、日本国に引き続き2年以上居住している者
⑷ 本会理事会の議決を経て参加資格を得た者
第18条
本会主催の第1種大会では参加制限をすることがある。その内容は本会理事会の承認を経て、大会要項に明示しなければならない。
第19条
本会主催の第1種大会の個人戦においては組み合わせ決定後、エントリーの変更はできない。また、マッチ(試合)を棄権したものは、それより後の同一種目および同大会にエントリーしている他の種目全てにおいて出場できない。ただし、ダブルスの場合、棄権したプレーヤーのパートナーは除くものとする。
第20条
団体戦においては、大会開始後、プレーヤーの責任ではない状況(けが、病気、弔事など)が発生した場合は、残りの登録プレーヤーで試合が可能な場合はこれを認める。なお、その該当プレーヤーが、その後回復し試合続行可能な場合はこれを認めるものとする。ただし、これらのすべての事項に関しそれが公正なものであるかは、その大会の競技役員長(レフェリー)が医者または医療補助員などの助言に基づき判断するものとする。
第21条
競技規則第16条第7項⑵の、競技役員長(レフェリー)より失格を宣告されたプレーヤーは、同一大会でエントリーしているすべての種目において失格とする。また競技役員長(レフェリー)は、その旨を大会終了後速やかに本会事業本部に報告しなければならない。
第22条
本会の第 1 種大会において、マッチ(試合)中、プレーヤーが明らかに真剣なプレーをしていないと主審が判断した場合はすぐにレフェリーを呼ぶ。レフェリーはその詳細を主審から聞き、その事実確認に基づき判断し、両サイドに警告を発する。その後、尚もその様な状態が続いた場合、主審は再びレフェリーを呼び、レフェリーは両サイドに最終警告を発し、しばらくそのコート付近で状況を注視する。それでも状況に変化が見られない場合には、速やかにその詳細を書面にて本大会事業本部へ報告する。事業本部はそのプレーヤーについての処分を本会理事会に具申する。尚、上記事項についてはレフェリーが独自に判断することもできる。
第23条
プレーヤーは、相手または観客に不快な感じを与えないように、競技中、運動用ウェア、シューズを着用する。着衣の色またはその組合わせはどのようなものでもよいが、色付き着衣を使用する場合は競技の品位を保つために本会の審査合格品とする。
第24条
着衣上の背面、広告、ロゴ等の表示に関する取り決めについては、以下の通りとする。
⑴ ウェア(上着)の背面には、3行までの文字列の表示と背番号の表示を認める。
① 文字列各行の大きさは、高さ6㎝~10㎝、横30㎝以内とし、各行には、選手名、チーム名、スポンサー名、都道府県名等を表示するものとする。ただし選手名とチーム名等、異なる項目を同一行に表示することはできない。
② 背番号を表示する場合は、文字列の下、中央部に表示するものとし、大きさは縦15㎝、一桁横7㎝程度とし、2桁以内とする。
⑵ ウェア(上着)の前面には、1行までの文字列の表示と、前番号の表示を認める。
① 文字列の大きさは、高さ6㎝~10㎝、横30㎝以内とし、チーム名又はスポンサー名のいずれかを表示することができる。
② 前番号はウェアー前面の胸下に背番号と同一番号をつけるものとする。大きさは縦8㎝、一桁横4㎝程度とし、二桁以内とする。
⑶ ウェア(上着)には、右襟、左襟、右袖、左袖、ウェアー前面の5か所に3つまで、スポンサーロゴ、チーム名、個人名を表示することができる。ただし、1ヶ所に表示できるも
のは1つまでとする。
① 1つのロゴの大きさは20㎠以内とする。
② メーカーのロゴはその数に入れない。
⑷ ショートパンツ、スカート、ワンピースの前面に2つまでのスポンサーロゴ、チーム名、個人名を表示することができる。
① 1つのロゴの大きさは20㎠以内とする。
② メーカーのロゴはその数に入れない。
⑸ 本会又は、7連盟および各都道府県協会主催の大会については、上記⑴~⑷の規程内で各大会独自の表示規程を定めることができる。
⑹ たばこの会社や製品に関係する広告は禁止とする。
第25条
競技規則第16条第5項⑴の、インプレーでないときのコーチによるアドバイスに関する規定の施行については、主催者側と競技役員長(レフェリー)により協議し取り決めることができる。(インターバルを除く)
第26条
主審は、プレーヤーが出場すべき試合に出場しない場合、これを棄権とみなし、当該競技役員長(レフェリー)に報告して相手側の勝ちを宣する。また、試合中のプレーヤーが病気やその他の事故のため競技を続行することができないときも競技役員長(レフェリー)に報告し、その判定によりこれを棄権とみなし、主審が相手側の勝ちを宣する。このときの記録は棄権直前のスコアを記し、棄権の旨を事故者側に書きそえる。
第27条
競技中に、停電、火災、地震などやむを得ない事情で競技の続行が不可能になった場合、次の処理をする。
⑴ 一定の時間を経過すれば競技の続行が可能な場合は、競技が中断されたときのゲームのスコアのままで再開する。
⑵ その日の内に競技の続行が不可能な場合は、その試合を中止とし、後日最初から競技を行う。ただし、団体戦の場合はその中断された試合の前の試合までを有効とする。なお、再
試合に当ってはオーダーを変更することはできない。

<<戻る