公認審判員規程
第6条 線審への助言
- 第1項
- 線審はコートの周辺で、できれば主審の反対側に、それぞれ担当ラインの延長線上に椅子にすわって位置する(図参照)。×は線審の位置を示す。
原則として線審の位置はコートの境界線から2.5メートルから3.5メートルのところで、どんな位置のときも、外部からのいかなる影響(例えばカメラマン)も受けないところが望ましい。また、線審は1本のラインを判定することが望ましい。 - 第2項
- 線審は担当ラインについて全責任をもつ。ただし、もし、線審が明らかに間違った判定をしたと主審が確信して、線審の判定を変更する場合を除く。
⑴ シャトルがコート外に落ちたときは、どんなに遠くても、直ちにプレーヤーと観客によく聞こえるようにはっきりした大きな声で「アウト」とコールし、同時に、主審がよくわか
るように両腕を水平に広げて合図する。
⑵ シャトルがコート内に落ちたときは、線審は無言で、右手でそのラインを指す。 - 第3項
- シャトルの落下点が見えなくて判定できなかった場合は、両手で目を覆って主審に合図する。
- 第4項
- シャトルがコート面に触れるまでは、コールや合図をしてはならない。
- 第5項
- 常にコールをすべきであるが、例えばシャトルがプレーヤーに当たったときなどは、主審の判定に先行するコールをしてはならない。
- 第6項
- 指定の合図は次の図のとおりとする。