よくある質問
- 切られたサーブの返球は?
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長年染み付いた癖はなかなか抜けません。
余程意識してかからないと、いつも同じパターンのゲームをしています。そんな私の最近の悩みは、切ってくるサーブをレシーブするのが大の苦手だということです。ショートサービスはプッシュで返すのですが、切られたサーブの返球は、浮いてしまったり、アウトにしてしまったり。
どんどん相手の得点は増えるばかり。こんな時は、下から掬い上げるしかないのでしょうか?
よきアドバイスをお願いします。
コートの内では丹頂鶴(単調ヅル?)様
- 答え
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まず、切られたサーブの返球ということですが、返球のコツの前にそもそも競技規則でサービスを切ることは禁止されています。
第9条 サービス 第一項 (4)
サーバーは、ラケットで最初にシャトルの台を打つものとする。
という条文があります。
よって、シャトルに回転を加えるため、羽根の部分をこするようにして打つ。いわゆる羽根打ちは禁止なのです。
しかし、実際は試合会場で、主審もしくはサービスジャッジがどこまで正確に判断できるかは疑問です。
白じゃないけど黒でもない。グレーなサービスを打つ選手も実際には存在します。目安としては、ヒットの瞬間に「シャッ」とか「シュッ」という羽根を切るような音が出るとフォルトを取るケースが多いです。
今回のご質問に対する答えとしては、そのサービスがフォルトでなければ、回転を読んでさらにスピンをかけてネットに切る。もしくは、回転が収まってから、正確に奥までロビングするしかないでしょう。