競技規則

第9条
サービス
第1項
正しいサービスとは
  1. サーバーとレシーバーがそれぞれの態勢を整えた後は、両サイドともサービスを不当に遅らせてはならない。
  2. サーバーのラケットヘッドの後方への動きの完了した時点が、 サービスの始まりを不当に遅らせているかどうかの判断基準となる。
    1. は、主審がコールし、2. は、サービスジャッジがコールするものとする。
  3. サーバー及びレシーバーは、斜めに向かい合ったサービスコートの内に、サービスコート(図A参照)内に、サービスコートの境界線に触れずに立つものとする。
  1. サーバーおよびレシーバーの両足の一部分は、サービスを始めてから(本状第2項参照)サービスがなされるまで、(本条第3項参照)、その位置でコート面に接していなければならない。
  1. サーバーは、スピン(回転)を加えずにシャトルを放し、ラケットで最初にシ ャトルの台を打つものとする。
    (ただし6月1日より令和6年9月パリパラリン ピック終了までとする。)
  2. サーバーのラケットで打たれる瞬間に、シャトル全体がサーバーのウエストより下になければならない。ここでいうウエストとは、助骨の一番下の部位の高さで、胴体の周りの仮想の線とする。
  1. サーバーか持つラケットのシャフトは、シャトルを打つ瞬間に下向きでなけれはならない。
  2. (6)サーバーのラケットで打たれる瞬間に、シャトル全体が必ず コート面から1.15m以下でなければならない。

  1. サーバーのラケットは、サービスを始めてから(本条第2項参照)なされるまで(本条第3項参照)前方への動きを継続しなければならない。
  2. もし何ものにも妨げられなかったならぱ、シャトルは、レシーバーのサービスコートの内(境界線の上または内)に落ちるようにネットの上をとおり、サーバーのラケットから上向きに飛行しなけれはならない。
  3. サーバーがサービスをしようとしてシャトルを打ちそこなってはならない。
第2項
それぞれのプレーヤーのサービスの態勢が整った後、サーバーのラケットヘッドの前方への初めての動きがサービスの始まりである。
第3項
サービスは、いったん始められると(本条第2項参照)、シャトルがサーバーのラケットで打たれるか、サーブしようとしてシャトルを打ちそこなったときに柊了する。
第4項
サーバーは、レシーバーが位置について態勢が整う前にサービスは始められないが、サーバーがサービスをし、レシーバーが打ち返そうと試みたときは、態勢が整っていたものとみなす。
第5項
ダブルスでは、サービスが始り終了するまで(本条第2項、第3項参照)それぞれのパートナーは、相手側のサーバーまたはレシーバーの視界をさえぎらないかぎり、それぞれのコート内ならどこの位置にいてもよい。
ひとこと

サービスについては、非常にデリケートな部分で判断が難しいです。
試合においてもいつも話題になるところです。基本的には、サービスジャッジが判断を下します。
そういう意味では、サービスジャッジの役割は大きなものがあるわけです。

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