大会運営規程

第1章 総則

第1条
財団法人日本バドミントン協会(以下「本会」という)が主催または主管する大会及びその大会の予選会(以下「第1種大会」という)は、本規程の他、競技規則及び公認審判員規程に基づき運営する。
第2条
本会加盟団体が単独で主催する各種競技会(以下「第2種大会」という)も、原則として本規程の他、競技規則及び公認審判員規程に基づき運営する。
第3条
第1種大会及び第2種大会を運営するにあたり、本規程によることができない条項のあるときは、本会の承認を得て、大会要項に明示しなければならない。
第4条
本規程に基づき、必要に応じ大会ルールを制定し、細部を決定する。ただし、大会ルールは、その大会の競技開始に先立ち、競技役員長(レフェリー)より主管団体及び全参加者に伝達しなければならない。
第5条
本会加盟団体が第2章第6条の年次大会を主管する場合は、本会からの大会開催依頼を受けた後、大会主管受諾書とともに下記書類を定められた期日までに本会に提出する。
ただし、第2章第6条20号の国体競技は除く。
1.大会要項案(期日、会場など)
2.大会運営計画(役員、審判員、宿泊計画など)
3.予算案

<運用細則>

本会主催の第1種大会の内、全日本総合、全日本社会人、全日本シニア、全日本ジュニアの4大会の、開催地の決定及び実施については、次の手続きにより行うものとする。

1.開催地の希望調査(本会→各都道府県協会)
① 本会は、開催3年前の9月、各都道府県協会に対し開催希望調書を送付、調査を実施する。
② 本会は、各都道府県協会から提出された開催希望調書を取りまとめ、理事会に於いて協議する。
2.開催地の決定(本会→各都道府県協会)
① 本会は、理事会協議での開催地決定を受け、速やかに主管団体となる都道府県協会に、開催の決定を通知する。
② 本会は、併せて各都道府県協会に、開催地の決定を公示する。
3.開催依頼(本会→大会主管協会)
本会は、開催が決定した大会主管団体である都道府県協会に対し、開催前年7月末日までに、次の文書を送付する。
① 大会開催依頼書
② 大会基本要項
③ 大会開催必要事項
4.開催の受託(大会主管協会→本会)
大会主管の都道府県協会は、本会からの依頼を受け、次の書類を開催前年9月末日までに本会に提出する。
① 大会主管受託書
② 大会開催計画書
ア.大会要項案
イ.大会運営計画書(会場、役員、審判員、宿泊計画など)
ウ.大会予算案
5.大会開催計画の承認、及び開催協力(本会→大会主管協会)
① 本会は、大会主管協会から提出された大会開催計画書案を理事会の協議を経て決定、開催当年4月末日までに大会主管協会に通知する。
② 本会は、大会主管協会に対し、大会事業準備概要で示された事項を、大会開催1ケ月前までに完了する。
6.大会基本要項
6−1 全日本総合バドミントン選手権大会
① 種  目 男子単・複、女子単・複、混合複
② 競技方法 各種目ともトーナメント方式とし、3 位決定戦は行わない。
③ 競技役員 競技役員長(レフェリー)及び競技審判部長(デピュティーレフェリー)は本会が指名し派遣する。
④ 参加資格 本会年度登録会員で下記に該当する者とする。
Ⅰ.本選出場有資格者
A.(前年度開催の)全日本総合選手権大会ランキング 男女単・複・混合複 8位以内
B.(その年度開催の)全日本社会人選手権大会ランキング 男女単・複・混合複 8位以内
C.(その年度開催の)全日本学生選手権大会ランキング 男女単・複 4位以内
D.(その年度開催の)全日本教職員選手権大会ランキング 男女単・複 2位以内
E.(その年度開催の)全国高等学校選手権大会ランキング 男女単・複 2位以内
F.(その年度開催の)全日本ジュニア選手権大会ランキング 男女単・複(ジュニアの部) 2位以内
G.本大会申込締切日時の日本ランキング 男女単・複 8位以内
H.予選男女単・複・混合複 通過者 若干名
Ⅱ.予選出場有資格者
A.(その年度開催の)全日本社会人選手権大会ランキング 男女単・複・混合複 9位−16位
B.(その年度開催の)全日本学生選手権大会ランキング 男女単・複 5位−8位
C.(その年度開催の)全日本教職員選手権大会ランキング 男女単・複 3位−4位
D.(その年度開催の)全国高等学校選手権大会ランキング 男女単・複 3位−4位
E.(その年度開催の)全日本ジュニア選手権大会ランキング 男女単・複(ジュニアの部) 3位−4位
F.本大会申込締切日時の日本ランキング 男女単・複 9位−16位
G.各地区推薦男女単・複・混合複 各1名及び1組
H.本会推薦者 若干名
※上記ⅠⅡの A 〜 G に該当する者で、大会運営規程第 4 章第 17 条⑴ に該当しない者がいる場合は、 その大会のランキングで順位を繰り上げることができる。
⑤ 組合せ
Ⅰ.本会より指名した競技役員長(レフェリー)の指示により、 競技審判部長(デピュティーレフェリー)及び主管団体役員との間で行う。
Ⅱ.男女単・複:その年の直前の日本ランキングの順位で1− 16までシードする。なお、併せて現行の大会運営規程第5章 第27条~第31条を適用する。
Ⅲ.混合複:現行の大会運営規程第5章第27条~第31条を適用する。
⑥ 表  彰
Ⅰ.男子単・女子単優勝者に内閣総理大臣杯及び賞状授与 男子複・女子複・混合複優勝者に文部科学大臣杯及び賞状授与
Ⅱ.各種目優勝者に会長杯及び賞状授与
Ⅲ.各種目2位及び3位に賞状授与
Ⅳ.各種目とも入賞者には本会のメダルを授与
6−2  全日本社会人バドミントン選手権大会
① 種  目  男子単・複、女子単・複、混合複
② 競技方法  各種目ともトーナメント方式とし、3 位決定戦は行わない。
③ 競技役員  競技役員長(レフェリー)及び競技審判部長(デ ピュティーレフェリー)は本会が指名し派遣する。
④ 参加資格  本会年度登録会員で下記に該当する者。ただし、1人2種目以内の参加とし、単と混合複は兼ねられない。
A.前年度本大会男子単・複、女子単・複、混合複 ランキング8位以内
B.本大会申し込み締切時の 日本ランキング男女単・複16位以内
C.本会決定の各都道府県割当数以内
D .(公財)日本バドミントン協会公認審判員の有資格者であること。尚、平成 23年度から平成 25 年度を猶予期間とし、平成 26 年度より完全実施する。
⑤ 組合せ
Ⅰ.本会が指定した競技役員長(レフェリー)の指示の下、競技審判部長(デピュティーレフェリー)及び主管団体役員によって行う。
Ⅱ.男女単・複は、④参加資格B.のランキングによってシードする。なお、併せて現行の大会運営規程第5章第27条~第31条を適用する。
Ⅲ.混合複は、現行の大会運営規程第5章第27条~第31条を適用する。
⑥ 表  彰
Ⅰ.優勝者に優勝杯(持ち回り)並びにレプリカ及びメダルを授与
Ⅱ.各種目とも入賞者に賞状授与
Ⅲ.各種目とも2位及び3位の入賞メダルの贈呈に関しては、開催地都道府県協会と主催者との間で協議の上とり決める。
6−3  全日本シニアバドミントン選手権大会
① 種 目
Ⅰ.男女30歳以上  単・複・混合複
Ⅱ.男女35歳以上  単・複・混合複
Ⅲ.男女40歳以上  単・複・混合複
Ⅳ.男女45歳以上  単・複・混合複
Ⅴ.男女50歳以上  単・複・混合複
Ⅵ.男女55歳以上  単・複・混合複
Ⅶ.男女60歳以上  単・複・混合複
Ⅷ.男女65歳以上  単・複・混合複
Ⅸ.男女70歳以上  単・複・混合複
② 競技方法  各種目ともトーナメント方式とし、3位決定戦は行わない。
③ 競技役員  競技役員長(レフェリー)及び競技審判部長(デピュティーレフェリー)は本会が指名し派遣する。
④ 参加資格 本会年度登録会員で下記に該当する者
Ⅰ.前年度本大会各種目ベスト 16 以上の者。
(該当種目に限らず 2 種目の参加を認める)
Ⅱ.(公財)日本バドミントン協会決定の各都道府県割当枠内の推薦者。
Ⅲ.(公財)日本バドミントン協会公認審判員の有資格者であること。尚、平成 23
年度から平成 25 年度を猶予期間とし、平成 26 年度より完全実施する。
⑤ 組合せ  現行の大会運営規程第5章第27条~31条を適用する。
⑥ 表  彰
Ⅰ.各種目とも優勝者に本会の優勝メダルを授与
Ⅱ.各種目とも入賞者に賞状授与
Ⅲ.各種目とも2位及び3位の入賞メダルの贈呈に関しては、開催地都道府県協会と主催者との間で協議の上とり決める。
6−4  全日本ジュニアバドミントン選手権大会
① 種  目
Ⅰ.ジュニアの部   男女単・複
Ⅱ.ジュニア新人の部 男女単
② 競技方法 各種目ともトーナメント方式とし、3位決定戦は行わない。
③ 競技役員 競技役員長(レフェリー)及び競技審判部長(デピュティーレフェリー)は本会が指名し派遣する。
④ 参加資格 本会年度登録会員で下記に該当する者
Ⅰ.ジュニアの部(開催年度内に満18歳に達しない者)
単複を兼ねることができる。
a.(その年度開催の)全国高校総体男女単32位以内、複16位以内の者 ただし、複の組み替えは認めない。
b.(前年度開催の)全国高校総体男女単8位以内、複4位以内の者 ただし、複の組み替えは認めない。
c.(その年度開催の)全国中学校選手権大会男女単8位以内、複4位以内の者 ただし、複の組み替えは認めない。
d.(前年度開催の)全日本ジュニア選手権大会において次に該当した者
① 高等学校1年生で男女単8位以内、複4位以内の者
② 中学校3年生以下で男女単16位以内、複8位以内の者。ただし、複の組み替えは認めない。
e. 各都道府県枠は男女各1単1複とする。
ただし、開催地枠は男女各2単2複とし、北海道は南北男女各1単1複とする。
f. ㈶日本バドミントン協会推薦者
Ⅱ.ジュニア新人の部
a. 各都道府県の中学校の2年生以下(小学生も含む)で、所属都道府県協会長より推薦を受けた男女各2人とする。
ただし、開催地は男女各4人までとし、北海道は南北として男女各2人とする。
b.(その年度開催の)全国小学生ABC大会のAの2位以内の者
c. ㈶日本バドミントン協会推薦者
⑤ 組合せ  現行の大会運営規程第5章第27条~31条を適用する。
⑥ 表  彰
Ⅰ.ジュニアの部男女単優勝者にJOCカップ及び本会の金メダルを授与、同じく男女複優勝者に本会の優勝カップ及び本会の金メダルを授与、男女単複とも2位には銀メダル、3位には銅メダルを授与
Ⅱ.ジュニア新人の部男女単優勝者に本会の優勝カップ及び本会の金メダルを授与、2位には銀メダル、3位には銅メダルを授与
Ⅲ.各種目とも入賞者に賞状授与

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