よくある質問

正しい線審の配置は?

今年も行って来ました大阪インターナショナルチャレンジ。今年は女子シングルスで身長差33cmをものともせず優勝、女子ダブルスで10代コンビが優勝と大変盛り上がりました。

ただ試合を見ていて一つ気になる点がありました。
いつもより線審の数が多いのです。
特にセンターラインの手前コート側と奥コート側に一人ずつ。こんなの初めて見ました。そういや主審の横にも座っている人がいたような…。

よく考えたら線審の数の規定とかよく知りません。地方のローカル大会では主審一名、線審が対角線上に一名ずつが普通です。
審判の規定とか詳しく教えて下さい。

兵庫県:S.O様(男性)

答え

私も大阪インターナショナルチャレンジでは、二日間にわたり計10試合弱の主審とサービスジャッジを勤めさせていただきました。

おっしゃるとおり、準決勝・決勝では、主審、サービスジャッジのほか、線審が10名配置されていました。
国内の大会では珍しいかもわかりません。私も実際に、女子シングルスの主審をしましたが、「えらいぎょーさん線審おるなぁ~」と感じました(笑)

当日の線審の配置は・・・・

ひとつのコートの四隅にサイドラインを見る人が1名ずつで4名。バックバウンダリーラインを見る人が両サイド1名で計2名

そして、センターラインの延長線上に1名ずつ。計2名。彼らは、サービスの時のセンターラインのイン・アウトを見ます。

そして、主審の対面、ネットをはさんで左右に1名ずつの2名。彼らは、サービスのショートラインのイン・アウトを見ます。

これで合計10名ですね。

プラスして、主審とサービスジャッジ。そして主審のすぐ隣に座っていたのは、電光掲示板の操作係りです。

総勢13名でひとつの試合の進行をしていました。ここまでくると、まさに「審判団」ですね(笑)

ご質問のような正式な審判の数の規定というものはなく、何名以上いないと試合をしてはいけないというものでもありません。ただ、大きな大会になると、より正確なジャッジを求めるため審判もたくさん必要になってきます。

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